平成16年度 第8回多治見市福祉教育読本編集委員会 議事録

 

                  日 時:平成17年2月22日(火)

                      15:30〜17:00

                  場 所:市役所5階第1会議室

 

出席者

委  員:渡辺光城委員、斉藤敦司委員、坂本至委員、永冶洋子委員

栗田広子委員、中川和人委員、安藤彰子委員、小嶋里香委員

前田あゆみ委員

事務局:水野直喜、市川美代子

 

委員長

これから第8回多治見市福祉教育読本編集委員会を始める。

今日は、読本原稿の最終確認を頂き完成としたいのでよろしく願う。事務局より資料の説明を願う。

事務局

−資料について説明−

委員長

それでは、読本原稿の最終確認をする。表紙から順番に確認していく。表紙はこれでよろしいか。裏表紙、もくじは、いかがか。

委員

ルビは少ない方がよい。「多治見市」にルビはいらないと思う。

事務局

3年生までに習う漢字かどうか確認して、全部が習った漢字であればルビは取る。

委員長

2、3ページは、いかがか。

「みつけよう いろいろな人が、暮らしています」の点は取り、もくじに合わせるが、他はいかがか。

「関わる」は、漢字でよいか。

委員

学校では、ひらがなを使う。

委員長

4、5ページは、写真も大きくなったが、これでいかがか。

委員長

つぎの6、7ページも写真が大きくなったが、いかがか。

委員

「まちの中で」と変更になったが、説明文の2行目には「家の外で」になっているが、ここは変えなくてもよいか。

委員長

「まちの中で」に変えると同じ言葉が 2回続く事になる。

「家から外へ出ると」にすると、1行増えるが。

事務局

「外へ出ると」にすると、文字数が変わらないがどうか。

委員長

「家の外で」は「外へ出ると」に変える。

つぎの8,9ページは、いかがか。

委員長

10、11ページは、いかがか。

委員

11ページの 盲導犬の説明4行目の「バスや電車にも」の「も」は重なるので、「バスや電車に」とする。

委員

10ページの点字ブロックの説明4行目の「凸凹」のルビはいらないか。

委員

「凹凸」に変えて、ルビを「おうとつ」では、どうか。

事務局

「おうとつ」では難しくないか。ここは、足で点字ブロックのでこぼこを確かめながら歩くことなので、「でこぼこ」とつけてはどうか。

委員

では、漢字でない方がよいのではないか。

委員長

「でこぼこ」はひらがなか、カタカナか。

委員多数

ひらがながよい。

委員

11ページの 盲導犬の説明5行目「こうした」のところは、段落になるので、1マス下げるのではないか。

事務局

文の途中で段落切れになり読み難くなるので、ここは意図的につめた。

委員長

国語的にいうと、「は」が一番上にくることもあるので、正しく1マス空けた方がよい。

委員

主語を最初に持ってこれば、問題ないのでは。

事務局

どちらにしても文字数は同じなので、1マス空ける。

委員長

つぎの12、13ページは、いかがか。

委員長

14、15ページは、いかがか。

委員

14ページ「片手でやってみよう」の「たとえば」は「字を書いたり、消しゴムで消したり」となる。

委員

15ページの「車いす体験」の「平地」は、読み方を習っていないかもしれない。

事務局

「へいち」とルビを付ける。

委員長

つぎの16、17ページは、いかがか

事務局

16ページの「筆入れ」は、「ペンケース」のほうがよいか、どちらを使うか。

委員多数

筆箱が多い。

事務局

では、「筆箱」に変え、ルビについては確認する。

委員

前にもどるが、14ページの 「友達」は「友」は漢字で「達」はひらがながよい。

事務局

他のページも確認して直す。

委員長

つぎの18、19ページは、いかがか。

18ページの「たとえば」にかかっている色の幅が微妙に違わないか。

事務局

他と合わせて直す。

委員長

つぎの20、21ページは、いかがか。

委員

 21ページの滝呂小学校は「の演奏を聞きました」の方がよい。

委員長

 22、23ページは、いかがか。

事務局

 22ページの活字がつぶれて見にくいが、印刷の際にはよくなる。

委員長

 つぎの24、25ページは、いかがか。

委員長

つぎの26、27ページは、いかがか。

26ページの「手招きでお呼び下さい」の「下さい」は漢字でよいか。

事務局

実際に、シールに書かれているのが漢字なので、そのとおりとした。

委員長

実際のシールが漢字であれば、漢字のままでよい。

委員

26ページ 太平児童センターの内容を「学校が終わってから」でなく「休日や下校してからも」へ変更したらどうか。

事務局

「休日や下校してからも」に変更し、「友達」の「達」もひらがなに変える。

委員長

最後のページは、名前等に間違いはないか。

一通り終わったが、今後の予定はいかがか。

事務局

読本の印刷は、明日、入札があり業者を決定する。本日の委員会で変更になったところを修正し、原稿を渡す。校正を3回ほど行うので、再度、確認していただき、気づかれた事があれば訂正できるので、連絡をいただきたい。

委員

16ページの「手先が動きにくい体験をしよう」の「たとえば」は「字を書いたり、消したり」にする。

委員

23ページのお年よりの生活している施設、「シェアー」とか「我家我家」「愛の家」は何かわかるか。痴呆性の共同生活の場で、グループホームと呼ばれている。手引書かどちらかに説明を入れたらどうか。

委員

そこまで入れると専門的になるので、小学生にはこの程度でよいと思う。

事務局

お年よりのための施設には、デイサービス等いろいろな施設があるが、ここでは生活をしている施設、暮らしているところを掲載し、その下の説明で「このほかにも」とデイサービスの説明をしている。正しく書くと専門的で難しくなるため、ここでは「生活している施設」とした。

委員長

どういう施設なのかを調べるのも勉強ではないか。

それでは、校正段階なら修正も可能であるから、気づかれたことがあれば事務局まで連絡をしていただきたい。

では、別冊の教師用手引書について事務局より説明願う。

事務局

 

先生方から頂いた原稿に、資料的なことを少し付け加え、書き方を統一した。また、「はじめに」のところに、この福祉教育読本の目的等を掲載した。

委員長

では、それぞれ作成した方に説明を願う。

2ページの「いろいろな人が暮らしています」からお願いする。

委員

最初のページということで、表紙の絵の話からスタートした。

「自分達の周りには、どんな人達がいるか、みつけてみよう」と投げかけ「みつけてみよう」のページに入っていきたい。ここでは、いろいろな人が暮らしていることがわかり、たくさんの人を出す。それを教師が、互いに関わりをもって生活していることや、病院のあたりから障害のある方のことについても触れたい。まとめの段階では、たくさんの人がいること、どんな人も笑っていられるようにしたいと伝えたい。表紙の絵は、上村さんが口でパソコンを使って描いた絵であると紹介し、そういう方達へ目を向けるように繋げ、「みんなで笑っていられるようにするにはどうしたらよいのか、この本で考えていきましょう」とする。導入なので、子どもたちの言葉を教師が位置付けて進めていくため、ワークシートは作成していない。

委員長

後ほど出てくるが、めあての書きぶりが「みつけよう」は教師サイドで書いてあり、「やってみよう」からは子どもサイドの言葉となっている。その辺は統一した方がよい。

委員

「パソコンで書かれた絵」は「パソコンで描かれた絵」の方がよい。

委員長

めあての所は、「めあて」であって「ねらい」ではないので、呼びかけるように子どもサイドで統一するか。教師しか見ないのでどちらでもよいが、どちらか。

委員

教師サイドの方がよいのでは。13ページの内容は、子どもサイドにすると中身を変えることになる。

委員長

これは、手引書なので、やはり教師サイドでいかがか。

「めあて」ではなく「ねらい」に変更し、子どもの表現にしてあるところは、担当の方が直していただきたい。

つぎの3ページは、前に続き「みつけよう」で、シャンプーやリンスの実物を見せ、そこを視点にしながら、後は子ども達が家でみつけてきたことを発表していく展開にしてある。まとめとしては、ユニバーサルデザインの視点からとした。4年生としては、まとめの出口は難しいかと思うが、みつけてきたものは、全てユニバーサルデザインになるので、このようにした。

5ページは、1単位時間の授業ではなく、総合学習の調べ学習を大事にする視点の展開案とした。読本に、まなびパークの写真が載せてあるので、それを上手く見せながら調査開始の視点となるよう提示しておき、実際外へ出て活動する形の案とした。

委員

「ねらい」の「分かる」は、漢字でなくひらがなに変える。

委員長

つぎの「やってみよう」について説明願う。

委員

目の不自由な体験は、導入は福笑いで、二人一組で歩くことがメインになる。出口は目の不自由な体験をすることにより、道路上に障害物を置かないようにするという視点の方へもっていけるとよい。まとめは体験した事を発表するといった形式にした。

委員

耳の不自由な体験は、耳が不自由とはどういうことかという話から入り、言葉を使わないで人に伝え合うことがどんなに難しいか感じていきたい。耳の不自由な方のコミュニケーションのとり方、その方法の中から手話を取り上げ、それぞれに意味があることを知る。最後に体験したことをまとめるという形にした。

委員

手足が不自由な体験は、導入で、片手でやってみようをし、気づいたことを交流しながら、大きな体験として車いす体験をする。

まとめは、体験したことや調べたことを発表する、という形にした。車いすについて、もう少し細かい注意事項等を付け加えた方がよいかと思う。

事務局

車いすは、養正小学校で7台程保管しているとしてよいか。

委員

保管はしている。台数は確認する。

委員

社協の車いすを保管しているのではなく、車いすは学校へ差しあげたもので、陶中にも、何台か置いてあるはずである。

委員長

福祉センターで借りる事はないか。

委員

福祉センターの車いすは、基本的に一般の方への貸出用になるため、たくさん貸出できない。福祉教育の学習で必要の時は、学校間で貸し借りをお願いする。どうしても足りない場合は、要相談となる。

委員長

それなら、ここは「養正小に何台、陶都中に何台保管」とする。

車いすの使い方の注意事項については、どうか。

委員

読本の15ページに書いてあるので問題ないのでは。

委員長

つぎの「お年より体験」について説明願う。

委員

年をとるということはどういうことかから、目が見えにくい体験、手足が動きにくい体験、身体が動きにくい体験をして実感する。「お年よりの話を聞こう」は、時間内に入らなければ、「家に帰ってから話を聞いてみようね」で終わろうと思う。

事務局

18ページのワークシートも、他の「やってみよう」と同じように統一してよいか。

委員

同じに統一してよい。

委員長

14ページのワークシートの形式は、他と合わせる。

ほかに「やってみよう」のところで何か気づいたことはないか。

委員

お年より体験の指導書は、お年よりの話を聞こうでまとめになっている。23ページにお年よりための施設が載っているが、どこかでディサービス等にふれるようにするには、お年より体験のところで、ディサービスにふれると一行でも説明を入れてみてはどうか。

委員長

まとめの段階でよいか。

事務局

まとめのところに追記する。

委員長

つぎの「考えよう」について説明願う。

委員

最初は、「考えよう」をひとりでできることとみんなでできることに分かれていたが、一緒になったので指導書としては、どちらをとってもよいようにし、やれることを決めて計画をたててやり、その報告会をまとめとする。ワークシートの方は、「ひとりでできること」と「みんなでできること」の2枚にしてある。

委員長

いかがか。

委員

私の職務上の経験からの実感では「ボランティア活動をすること事態が特別なこと」と思っている。ボランティア活動をすることが目的ではなく、たとえば、車いすの方に「手を貸して」と言われたときに「はい、いいよ」と言えるような心をもつことが目的であるので、ちょっとニュアンスが違うように思う。指導する先生によっては「ボランティアをさせるために」ととられてしまうことがあるのではと危惧する。障害者は特別な人ではなく同じ人間で、お互い助け合えるようになる人になってほしいと思うが、いかがか。

委員

まとめに、その辺の考え方のコメントを頂けたらよいかと思う。

活動だけではなく、実際にお互い助け合う気持ちを持つと言うことが大事であるとコメントを入れてもらうとよいのでは。

委員

「ボランティア活動」という言葉は、確かに引っかかる。

委員

同じ事を感じていたが、導入の具体例に「電車やバスで席を譲る」とあるが、そういう気持ちが自然に出てくる心を育てることだと思うので、敢えてボランティア活動をするというのは、今言われたように誤解をまねきそうで心配だ。

委員長

「ボランティア活動」という言葉を削った方がよいか。

委員

削る必要はないと思うが、これを読んで先生方がどのように指導されるのかが問題である。ボランティア活動をすればよいと勘違いして指導をされると、今まで忙しい中作成してきた努力が、無意味になってしまう気がする。

委員

たとえば、指導にあたっての基本的な考え方のところでは、体験して学習してきたことのまとめとして、身近な人々にできることを探し、実際に行ったり、高齢者や障害者の方と交流することにより、福祉の心を深めたり、自分の生き方を考えたりすることをねらいとしてはどうか。

委員

生き方とすると難しくないか。

委員

では、考えを深めたり、自分の生き方を見つめ直したりする。生活を見つめ直す、の方がよいか。

事務局

福祉に対する考えを深め、高齢者や障害者の方々は特別な人ではなく、みんな助け合う事がわかると言ったニュアンスでは、どうか。

委員

実践することそのものより、今後の実践に繋がる意欲を高めたいと書いてあるので、そこを読んでもらえば、だいたい理解できるのではないかと思う。

委員

実践するという言葉が沢山出てくるので、実践力を高めていくその部分の感情みたいなものもあってもよいかと思う。やることがよいことではなく、大事にしたいことを付け加えるとよいと思う。

委員

この学習を通して、学習する前の自分と学習した後の自分の変化、そこをもう一度見つめ直す、そこを強調するということ。自分達の生活、考え方を見つめ直すことに重点をおきたい。そういう気持ちの変化で、自分たちにできることを考える。たとえば、言葉は別として、導入の段階で、この福祉の学習を通して自分の心の変化をまず出し合い、その後、自分でできること、みんなでできることを考え、それをやって実践力を高めるという流しではいかがか。

委員長

「ボランティア活動は特別なことではないこと」としても、いろいろなことがいえるので、この言い切りがよいか、もう一度考えた方がよいのではないか。

委員

では、もう一度考えてみる。

委員長

「めあて」から「ねらい」に変えた文章表現はよいか。

事務局

文章表現については、それぞれ先生方に再度確認して訂正をお願いしたい。今週中にFAX等で連絡をいただきたい。

参考資料として、子どもがゲーム感覚で学べる形式になっている共用品ワールドなどのホームページのアドレスを掲載した。

最終的に、読本については、ご指摘のあった箇所を訂正し、これを原稿とする。指導手引書は、まとめたものを再度送るので、ご確認いただきたい。

委員

読本を使うことになったら、データがほしい。データは、読本のPDF、手引書のPDF、ワークシートのみのPDF、ワークシートのワード、ワークシートの一太郎を希望する。また、HPや本誌に、データがある旨を明記するとよい。

委員長

これで、委員会を終了する。